東南アジア最大のオンラインマーケットプレイスである”LAZADA(ラザダ)”について数多くの企業様からお問合せを頂いております。Googleで検索するとLAZADAについて日本語で説明がされたブログなどもあるようですが、殆どの情報は不正確なものでした。本記事ではLAZADA(ラザダ)に関する現時点での基本的かつ正確な情報とEC-PORTにてお手伝いできることを整理したいと思います。

・LAZADA(ラザダ)とは?

ASEAN6ヶ国へ展開するオンラインマーケットプレイスです。Amazonの存在しない東南アジアにおいて”アジアのAmazon”と称されています。現地倉庫からの発送や短納期などAmazonのビジネスモデルを踏襲し急成長を続けています。2016年にはアリババ社が経営権を取得し、日本国内でも話題になっています。

LAZADAへの出店について

LAZADAで商品を販売するには、日本の楽天やアマゾンと同じように自社の”アカウント”を開設し、出店を行う必要があります。出店条件として”法人”が必須となり、原則として個人で出店を行うことは出来ません。出店にあたっては月額費用のようなコストは発生しません。商品が販売されたときのみ、売上の一定のパーセンテージを販売手数料としてLAZADAへ支払う必要があります。販売手数料は扱う商品のカテゴリにより異なります。詳細はこちらをご覧ください。アカウントの開設後は問題をおこしてアカウントを取り消されない限りは半永久的に利用ができます。以下が主要なカテゴリの販売手数料となります。(2018年6月時点での数字となります。)

LAZADAアカウントの種別について

Lazadaには以下の2種類のアカウントがあります。

1)グローバルアカウント
Lazadaの対応する全ての国への出店が可能です。ただし、現状は大手ブランド以外の開設は非常に困難となっています。

2)ローカルアカウント
LazadaマレーシアやLazadaベトナムといった特定の国で販売が可能なアカウントです。殆どのケースはこちらにアカウントを出店します。ただし出店後の売上やカスタマサポートについて一定の要件を満たすことにより他の国のLazadaへ出店が可能になります。

通常、Lazadaには”カテゴリマネージャー”と呼ばれる担当部門があり、彼らが優良な販売者(アカウント)のスカウティングを実施します。こうしてカテゴリマネージャーの目に留まることにより、他国へのLAZADAへの出店が可能になったり、あるいはLAZADAがプロモーションを行ってくれる場合もあります。このスカウティングですが、売上の高いアカウントから選ぶケースもあるようですし、逆に全く実績がなくとも
商品自体のニーズが高いということで複数国への出店やプロモーションなどの特典を受けた場合もありました。EC-PORTがサポートを行った経験上、1年ほど運用を継続していると、ある程度は販路が広がっているように見受けられます。

LAZADAで商品を販売した場合の配送

LAZADAで商品を販売した場合、大まかに以下の2種類の配送方法を選択することが可能です。

1)Lazada香港の倉庫を利用AmazonのFBAと同様の手法です。こちら予め在庫を香港にあるLazadaの倉庫へ納品し、各国で受注があった場合、Lazadaが全て配送を行います。また、配送に係る費用負担は以下のようになります。

  • 日本→香港の送料等:出店企業の負担
  • 香港→販売された国への送料:Lazadaの負担
  • 販売された国内の購入者への送料:購入者負担

該当国における国内配送費用についてはプロモーションの観点より敢えて売価に送料を含め、値上げを行いいっぽう販売上は“配送費用無料”という手法をとるセラーも数多くいるようです。

2)越境配送販売した商品を日本を含めた海外から購入者へ何かしらの方法で配送を行います。ただし、事前にLAZADA側へ申請を行い許可を得る必要があります。また、フィリピンなど一部のエリアは上記1)の香港への在庫保管が義務付けられており、利用できない国も存在します。こちらの方法で配送を実施する場合、最原則として、受注後、48時間以内の発送が義務付けられています。こちらの発送とは商品の販売者が配送処理を終えた後、追跡番号をLazadaの管理者画面から登録する作業を指します。(誤解が多いのですが、48時間以内の納期ではありません。)


売上の送金について

LAZADAで販売した商品の売上はLAZADAへプールされ、2週間ごとにLAZADAから送金されます。決済手段としては銀行振込もしくはPayoneerが利用されます。

EC-PORTがお手伝いできることとメリット

1)Lazadaへのアカウントの出店代行業務が可能です。通常は香港もしくはASEANのいずれかの国へ法人が必要ですが、当社経由の申請の場合、日本の株式会社名義(あるいは個人)での申請及び出店が可能となります。日本と異なり、東南アジアでオンラインマーケットプレイスに出店する場合、電話での面接や複雑な書類提出を求められます。当社でこれらを代行することが可能です。

2)当社が所有するLazadaアカウント上でのテスト販売が可能です。LAZADAアカウントの開設には通常、2−3ヶ月が必要となります。そのため、スピードを重視する場合やテストマーケティングを行いたい場合は当社アカウントでの代行販売を行い、並行して出店を検討するという進め方をされる企業様も数多くいらっしゃいます。

その他、出店後のカスタマーサポートや物流のお手伝い、プロモーションの企画・運用など様々なサポートが可能ですので、ご興味のあるかたは当社へお問合せください。